ピックアップ

黒瀬かぶ

「三岳黒瀬かぶ」は、“幻のかぶ”でした。というのも、もともと昭和33年建設の牧尾ダムの湖底に沈んだ集落で栽培されていたもので、住民の大半が全国各地に移住する中で品種は絶滅したと思われていたからです。しかし、村内に移住した1戸の生産者が、他のかぶと交配しないよう注意しながら採種し、40年近く守り続けていたことが分かりました。そこで、平成6年に栽培グループを作り増殖を始め、15年は30a、16年は70aと面積を拡大してきました。
「三岳黒瀬かぶ」は、円錐形で肉質は緻密でやや硬く、漬物にした時の歯ごたえが良いです。そしてかぶが持つ辛味が漬かり込んだ後でもしっかり残るのが特徴。
収穫したかぶは、「赤かぶ漬け」や塩を使用せず乳酸菌だけでつくる「すんき漬け」などに加工し、「道の駅三岳」「みたけグルメ工房」で販売しております。

ページの先頭へ戻る