明治43年に鶴舞公園で開催された第10回関西府県連合共進会の中心的施設として建設された、アールヌーボーを取り入れたイタリアルネサンス風の建造物です。設計者は、噴水塔と同じ鈴木禎次工学士。
鶴々亭は、昭和3年に鶴舞公園で「御大典奉祝名古屋博覧会」が開催されたとき、名古屋材木商工同業組合が参考館として出展した茶席です。木曽檜材の最高級品を使用した本格的数寄屋建築です。
ステージには普通選挙の基本精神「五箇条の御誓文」が掲げられており、昭和61年5月27日に噴水塔とともに名古屋市の指定有形文化財に指定されました。